Exit, Voice, and Loyalty

アクセスカウンタ

zoom RSS 『ロシア宇宙開発史』。

<<   作成日時 : 2019/05/16 21:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

20世紀、宇宙開発でフロンティアを切り拓いていった旧ソ連。

その歴史を学んでみました。


ロシア宇宙開発史: 気球からヴォストークまで
東京大学出版会
冨田 信之

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



19世紀から20世紀にかけての科学者の多くが、

ジュール・ヴェルヌのSF小説に魅せられ、宇宙への憧憬を強めていったというのは、

今の時代から振り返ると余りピンときませんが、それだけ影響力のある文章だったのでしょうね。

気球からヴォストークまでという本書の射程野中でも、

ロシア革命、

第二次世界大戦後のドイツからの技術「移転」(技術者の連行)、

ソ連指導部内の権力争いと宇宙開発担当者間の争いとの合従連衡、科学者間の競争が政治的な権力争いと結びついた結果として健全な科学の発展の妨げになったこと、

冷戦構造がロシアの宇宙開発の方針に与えた影響、

必ずしもソ連指導部が一致して宇宙開発の先陣を切ることを至上命題としていたわけではないこと、

スプートニクショックは西側のインパクトが強く、ソ連国内では当初大きな反応がなかったこと、

バイコヌール宇宙基地のバイコヌールという名称は、基地を秘匿する観点から全く関係のない地名を仮につけられたものであること、

などなど、

表の華やかさとは全く異なる現実を色々と知ることができました。


国際宇宙ステーション等で米ロも含め国際的な協力の枠組みができているというのは、本当に隔世の感があります。

冷戦を少し体験した世代として感慨深いものがありますね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『ロシア宇宙開発史』。 Exit, Voice, and Loyalty/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる