『テーマパーク化する地球』。


高校3年生の時に某大手予備校に通っていた頃から一方的にお世話になっている東浩紀氏の最新刊。

最近は、もっぱら、氏の書籍やSNSを通じて、ですが…。

本書のタイトルにもなっている小論ほか、

震災後から今年に至るまでの氏の様々な言説が掲載されています。

テーマパーク化する地球 (ゲンロン叢書)
テーマパーク化する地球 (ゲンロン叢書)


経営者として関わってこられたゲンロンをめぐる騒動?についても、

赤裸々に、何が起こったかを詳述されている辺りは、現代の批評家としては特異な存在だなぁと、改めて思わせてくれます。

個人的には、哲学(の研究者)について「自分たちが役に立たない危うい存在だと言うことを甘受しないといけない」(223頁)、「哲学はゲームにすぎない。・・・ゲームは観客が井内と成立しない。否、ゲームはむしろ観客を生み出すためにこそ行われるということである。」(270頁)辺りの下りは、実に爽快ですね。


最近はお会いしてませんが、お元気かなぁ???

『新編八戸市史 通史編Ⅰ 原始・古代・中世』。

八戸市が編纂した最新の八戸市史

都立中央図書館で見つけました。

縄文時代の隆盛期は是川遺跡をはじめ、文化財が多く点在。

そこからしばらくは大和政権下の日本国にどのようにして編入されていくかが綴られています。

また、その過程の中で、糠部(ぬかのべ)と呼ばれていたこの辺りが、

一戸~九戸の行政区分が建置されたこと、

一~九の順番は基本的には街道沿いの順番に置かれたこと、

通常の郡ではなく、馬産地としての糠部に着目して、戸(へ)という独特の名前になったこと

等を学びました。


また、南部氏が時の政権には向かった?のは、戊辰戦争の時が初めてではなく、

南北朝時代に南朝方について足利政権と対峙したこともあったんですね…。

なんとなく、納得。


日本史もちょっと細かく見てみると、まだまだ興味深いことが埋まっていそうです。